XPERIA XZからXPERIA XZ1に変更しました。見た目はほとんど同じですが、XZと比べてRAMは4GBになったり、CPUの向上により動作は快適に。さらにスローモーションも撮れます。XZの完全上位互換といったところです。
箱
いつも通りシンプルでかっこいい箱です。裏にはスペックの表記もあります。XZの箱と比べると少し大きめ。
スペック
CPU | Snapdragon 835 |
OS | Android 8(9にアップデート可) |
メモリ(ROM/RAM) | 海外版64GB/4GB・国内版64GB/4GB |
microSD | microSD/microSDHC/microSDXC(最大256GBまで対応) |
外側カメラ | 1920万画素 |
内側カメラ | 1320万画素 |
電池容量 | 2700mAh |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | ver 5.0 |
接続端子 | USB Type-C |
防水・防塵機能 | 防水(IPX5/8)・防塵(IP6X) |
おサイフケータイ | 海外版なし・国内版あり |
テレビ | 海外版なし・国内版あり |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 148mm×73mm×7.4mm |
重さ | 156g |
付属品
本体以外に付属品は以下の3つ
- USBケーブルType-C
- イヤホン
- 説明書
docomoやau、softbankで買った場合はテレビを見るためのケーブルしか付属されていません。(海外版はテレビが見れないためそのための線はついていません)
それにしてもなぜ日本のXPERIAはUSBケーブルすらつけてくれないのか...
XZと比較
CPUは性能アップで同時にGPUの性能も向上しています。メモリも3GBから4GBになったことで、Twitterやブラウジングでカクカクしたりすることは完全になくなりました。(ゲームに関してもかなり快適にできます。もちろんゲームにより異なりますが)
ROMは国内版も64GBになり、写真や音楽をあまり入れない方はmicroSDをつかわなくてもすみそうです。容量が倍になった恩恵はかなりあると思います。
(下の図はスワイプで左右に動かせます。)
XPERIA XZ | XPERIA XZ1 | |
CPU |
Snapdragon 820 (4コア 2.15GHz+1.6GHz) |
Snapdragon 835 (8コア 2.45GHz+1.9GHz) |
OS |
Android 6 Marshmallow (7 Nougatにアップデート可) |
Android 8 Oreo (9 Pieにアップデート可) |
メモリ(ROM/RAM) |
海外版64GB/3GB 国内版32GB/3GB |
64GB/4GB |
microSD |
microSD/microSDHC/microSDXC (最大256GBまで対応) |
microSD/microSDHC/microSDXC (最大256GBまで対応) |
外側カメラ | 2300万画素 | 1900万画素 |
内側カメラ | 1320万画素 | 1300万画素 |
電池容量 | 2900mAh | 2700mAh |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | ver 4.2 | ver 5.0 |
接続端子 | USB Type-C | USB Type-C |
防水・防塵機能 | 防水(IPX5/8)・防塵(IP6X) | 防水(IPX5/8)・防塵(IP6X) |
おサイフケータイ | 海外版なし・国内版あり | 海外版なし・国内版あり |
テレビ(ワンセグ/フルセグ) | 海外版なし・国内版あり | 海外版なし・国内版あり |
NFC | あり | あり |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 146mm×72mm×8.1mm | 148mm×73mm×7.4mm |
重さ | 161g | 156g |
バッテリー
バッテリーは2700mAhでかなり持ちもいいです。
XZと比べ200mAh減少しましたが、充電持ちはZXの時よりかなり良く感じます。発熱をあまり感じないので効率がよくなったんだと思います。
さらにQuickCharge3.0に対応しているので充電も早くかなり満足しています。
デザイン
シャープでスタイリッシュなかっこいいところと丸みを帯びてかわいらしところがあります。SONYと裏のXPERIAのロゴもとてもかっこいいです。
XZとサイズ、見た目はほとんど同じです。ですがよく見ると細かい部分がところどころ変更されています。大きな変更は以下の5つです。
- カメラが出っ張った
- フラッシュの位置が変わった
- NFCの位置が裏になった
- サイドのボタンの並び順が変わった
- 背面が継ぎ目のない一枚になった
- 上下は丸みを帯びた
NFCの位置が背面になったのはかなり便利でありがたいです。そしてXZ1は背面がつなぎ目のない一枚になったことで見た目がかなり良くなりました。
SIM、microSDの差込部分
サイドボタンの部分
USB Type-Cの部分
イヤホンジャックの部分
背面
カラー
全部で4色あり「ブラック」「ムーンライトブルー」「ビーナスピンク」「ウォームシルバー」があります。どのカラーも少し金属のようなメタリック感があり、スタイリッシュで美しくオシャレな感じがします。
ブラック
ムーンライトブルー
ビーナスピンク
ウォームシルバー
防水・防塵
XPERIA XZ1は防水(IPX5/8)、防塵(IP6X)の規格で作られている完全防水です。一概に防水、防塵といってもこれらにはどのくらいまで耐えられるかの規格があります。以下にまとめました。
保護等級 | 防水の程度 |
0 | 保護されていない |
1 | 鉛直(重力の方向)に落下する水滴を受けても有害な影響はない |
2 | 鉛直から15度以内の範囲で落下する水滴を受けても有害な影響はない |
3 | 鉛直から60度以内の範囲で水滴が噴霧状に落下しても有害な影響は受けない |
4 | あらゆる方向から水の飛沫を受けても有害な影響はない |
5 | あらゆる方向から水の噴流水を受けても有害な影響はない |
6 | あらゆる方向から強い噴流水を受けても有害な影響はない |
7 |
一定の水圧で30分間水中につけても有害な影響はない (ここまでの1~7までは耐水) |
8 |
連続的に水中に置いても有害な影響がない (完全防水) |
防水性能についての表
保護等級 | 防塵の程度 |
0 | 保護されていない |
1 | 直径50mmを超える固形物が内部に侵入しない |
2 | 直径12.5mmを超える固形物が内部に侵入しない |
3 | 直径2.5mmを超える固形物が内部に侵入しない |
4 | 直径1mmを超える固形物が内部に侵入しない |
5 | 悪影響が生じる程度の粉塵が内部に侵入しない |
6 | 粉塵が内部に侵入しない |
防塵性能についての表
microSD、SIM挿入部分
良いか悪いか人それぞれだと思いますが、XZ1ではSIMトレーとSD(SIM2)トレーは分離されています。海外版はDualSIMに対応しているので、2つの回線を使用したい方にもおすすめです。
Androidの強みはやはりmicroSDが入ることです。最大256GBまでのmicroSDを入れることができるのでいっぱいになることなんてないです。私は音楽や写真は全部microSDに入れています。
XZは左、XZ1は右
音質(ハイレゾ、ノイズキャンセリング)
ハイレゾ対応なので対応音源を持っていればいい音質?で音楽を聴くことができます。
上下に2つのスピーカーと2つのマイクが搭載されていて、動画や音楽を楽しむときはダイナミックな音が聞けて、録音や録画をするときには一つ一つの音をステレオでしっかり記録することができます。
そしてノイズキャンセル機能があるので、対応イヤホンやヘッドフォンで音楽を聞くとき、周りの環境の音を遮断してくれて音楽に集中することができます。
新幹線や飛行機に乗っているときいつも使用していますが、ほんとに音楽の音しか聞こえなくなります。
ノイズキャンセリングを使ったことない人はかなり驚くと思います!
カメラ
4K HDRでの写真の撮影が可能になっているので明暗差が大きい場所でもきれいにくっきりと撮影ができます。
先読み撮影、スローモーションの撮影が可能になりました。先読み撮影は被写体が動いているときや手振れが大きい時、自動的に行われます。一度の撮影で少し時間のずれた4枚の写真が撮影され、ベストショットを撮り逃さないようにしてくれる機能です。
自動的に撮影してくれるおもしろい機能もあります。スマイルシャッターは笑顔と判定された顔が映ると自動的に撮影してくれる機能です。さらにスマイルシャッターとは別にフロントカメラ(インカメ)にはハンドシャッターというものもあり、手をパーにすると自動的に撮影してくれるものです。タイマーをセットしなくて済むのであたふたしてうまく撮影ができないなんてことはありません。みんなであたふたしてうまく撮影できないのも面白いんですけどね。
5つのモード(スローモーション、マニュアル、クリエイティブエフェクト、パノラマ、サウンドフォト)
シャッタースピードやISOなどの細かい設定も可能
撮った写真
以下はシャッタースピードを1にして撮影した写真です。XPERIAでもこんな写真が撮れて面白いです。
見づらい場合、PCの方は「画像の上で右クリック、新しいタブで画像を開く」。スマートフォンの方は「画像を長押し、新しいタブで画像を開く」で画像を見てみてください。
夜空の星
車のライトの光跡の写真、車のライトかずれたような写真
スローモーション
スローモーションは3つのモードがあり、スーパースロー、ワンショット、スローモーションがあり、960FPSのスローモーションと120FPSの撮影できます。
960FPSというのは1秒間に960枚の写真を撮るということです。この機能がかなり面白く意味もなくいろんな場所で撮影してしまいます。ただスローモーションの撮影は多くの光を必要とするため、夜や暗い場所での撮影には向きません。
時速80kmくらいでのスローモーション撮影
画質(ディスプレイ)
トリルミナス®ディスプレイというものを採用していて、解像度は1920×1080のフルHD HDRのです。そして視野角が広く斜めから見て色が変わらずに見えます。
さらに画質のモードが3つあり自分で設定できるようになっています。色は個人的なもので人それぞれだと思いますので自分の一番好きな設定にしましょう!どのモードも味があり捨てがたいです。
- 「プロフェッショナルモード」sRGBの色域を使用します。オリジナルの色彩にこだわる人におすすめです。
- 「スタンダードモード」X-Reality for mobileの鮮やかな色域を使用します。色鮮やかに見たい方におすすめです。
- 「ダイナミックモード」スタンダードモードより強調された色彩を使用します。より鮮やかな画面を好む方におすすめです。
NFC
NFCは背面のカメラの横にある(丸で囲んだ場所)
NFCのロゴ
XPERIAなど多くのソニー製品(最近はいろんな会社の製品も)には「NFC」という機能がついています。
NFCは世界中で使われているもので、簡単に機器と通信できるものです。
例えばスマートフォンどうしでのデーターのやり取りをおこなったり、スピーカーなどとかざすだけで簡単に音を出したりできたりします。その他にもカメラやプリンター、パソコン、ヘッドフォンと接続できる優れものです。(もちろん双方にNFCがなければ使用できません)
さらに、SuicaやPASMOなどのICカードをかざすと残高を表示してくれるアプリもあってかなり使えます。
指紋認証
今ではほとんどのスマートフォンに搭載されている指紋認証。いつも自分がよくする持ち方で登録すると便利です。XZの時より確実で早い認証が可能となっています。
5つまで指紋を登録することができるので、たいていの持ち方で解除できるようになると思います。iPhoneのように中央に指紋認証のボタンがあるわけではないので、解除した後の動作もスムーズ抜出来ます♪
PS4のリモートプレイ
できないことはないですがやはり早い動作を求められるゲームは難しいです。特にFPSなどの対戦ゲームではお勧めできません。ただRPGやすごろくゲーム、シミュレーションゲームなど、早い動作を求められないゲームは難なくできます。
レインボーシックス、Apex、フォートナイトはかなり難しく感じました。モンスターハンターワールドはかろうじて…できない...といった感じです。(もしかしたら環境によっては快適にプレイいできるかもしれません)
テレビが使えないときはかなり助かる機能だと思います。コントローラーも使わずにプレイできるところも嬉しいところです。
海外版と国内版(docomo等)の違い
私が購入したのは海外版で、海外版と国内版(キャリア版)では少しだけ違ったところがいくつかあります。
国内版と比べ海外版の
メリットは
- 邪魔で消せないキャリアアプリがない
- docomoなどのキャリアのロゴがない(背面に刻印されているもの)
- デュアルSIMに対応
- 国内版よりシステムアップデートが早く、より長く行われる傾向がある
- 初めからSIMフリー
- 安い
デメリットは
- おサイフケータイが使えない(AndroidPayは使用できます)
- ワンセグやフルセグのTVは見れない
テレビが見れないのは正直悲しいですが、私はおサイフケータイは利用しないのでどうでもよかったです。
なんやかんやでテレビも見ないですが、国内版も海外版もVideo & TV SideViewという有料アプリが無料で使えます。ソニーのブルーレイをお使いなら録画したものやテレビ番組をスマートフォンで見ることができます。
残念な点
ありません。カメラが出っ張てるところ?でもそんなに残念でもない。
しいて言うなら画面が少し黄色っぽいところ、よーく見ると斜線が入ってるところ。この2つは故障や不良品ではないらしいです。よって交換、修理は受け付けてくれません。特に画面が少し黄色く見えるのは海外のスマートフォンでは普通の事らしいです。私も手に入れた当初はすこし気になりましたが、2日も経つと気になることはありませんでした。慣れってすごいです。
画面が少し黄色っぽい場合、設定→画面設定→ホワイトバランスからカラー調節ができますので使ってみてください。
調節前
調節後
まとめ
XPERIA XZの足りなかった部分を完全に補った感じです。動作は本当にヌルヌルで快適で不満を感じません。アプリをたくさん立ち上げたり、タブを数十個立ち上げても重くなりずらく気にせず使えます。
ただ画面が少し黄色い可能性があることと、斜線が入っているように見えるのが若干気になるところでした。しかし使用して2日もすれば慣れると思います。価格も4万円を切っているので買いやすいと思います。このスマートフォンは本当におすすめできるスマートフォンなのでぜひ検討してみてください。
私はこのスマートフォンに不満を一つも抱きませんでした。完璧です。
公式サイト
XPERIA XZ1プロモーションビデオ
最後まで読んでくださいありがとうこざいました。
スマートフォンを選ぶ際の参考にしていただけたらうれしいです。
他にも記事を書いていますので見ていってくれると嬉しいです♪
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